おいしいドイツ:ワイン編その2

ドイツワインは白ワインの方が有名です。ちなみにドイツの白ワインに使われるぶどうの約85%以上がリースリング(Riesling)と呼ばれる品種から作られています。ドイツの白ワインのおすすめは、ライン川沿いや、ナーエ川沿いで作られているワインです。

ワインのラベルに地名が書いてありますので、Rheinhessen(ラインヘッセン)やRheingau(ラインガウ)、Nahe(ナーエ)と書いてあるものを探して試してみていただきたいと思います。日本ではFranken(フランケン)のワインも有名です(フランケンのワインはリースリング種ではなく、個性的と言われるTraminerトラミーナー種等から作られています)。ドイツワインはSus(ズース 甘口)、Lieblich(リープリッヒ やや甘口)、Halbtrocken(ハルプトロッケン やや辛口)、Trocken(トロッケ辛口)となっています。

また、ドイツワインにはいくつか肩書き付きのものがあります。肩書きの中でも、Spatlese(シュペートレーゼ ドイツ語で「遅摘み」という意味で、普通のワインに使われるぶどうよりも遅く摘んだぶどうから作られています)や、Auslese(アウスレーゼ ドイツ語で「房選り」、「選び抜かれた」という意味で、完熟後、ぶどうの房から欠点のないものを厳選して作られています)、Beerenauslese(ベーレンアウスレーゼ 「粒選り」という意味で、アウスレーゼよりさらに遅摘みで、1粒ずつ厳選したぶどうで作られています)、Eiswein(アイスヴァイン 真冬まで摘み取りを待って、ぶどうをわざと凍らせて、甘みを凝縮させてから摘み取る最高級の甘口ワインです)と書いてあるものがおすすめです。

この中で食事向きと言えるものは最初のシュペートレーゼだけです。シュペートレーゼはものによって、辛口であることもあります。アウスレーゼ、ベーレンアウスレーゼ、アイスヴァインは甘口のデザートワインになっています。

ドイツワインの中でも最高級に位置しているアイスヴァインは一度口にする価値のあるものだと思います。たいてい、750ml以下のサイズの瓶で売られていて、日本では安いものだと5000円~1万円くらいで手に入れることができます。とってもおいしいので、ぜひぜひ一度お試しになってください。

それから、Sekt(ゼクト)と呼ばれる発泡性のドイツワイン(ドイツ風シャンパンなのですが、シャンパンと言うことができるのはフランス、シャンパーニュ産のものだけですので、それ以外のものはドイツではSektと言います)もあります。これは安いものだと一本1000円くらいから日本でも購入することができます。

ドイツのワインの季節ものについても触れておきます。秋口のものは、まず日本ではなかなかお目にかかることができないもので、Most(モスト)と言います。Mostは作りたてのワインで、醗酵寸前のもので、多少のアルコール分を含みますが、ほとんどジュースと言えるものです。

Mostの醗酵がさらに進んだものをSturm(シュトゥルム)といいます。Sturmには炭酸とともにアルコールが含まれています。また、醗酵が進んでいる分、おなかの弱い人とお酒の弱い人にはおすすめしませんので、注意してくださいね。

それから冬のワインと言えば、クリスマス市で飲むことができるGluhwein(グリューヴァイン)と呼ばれるホットワインが有名です。赤ワインにオレンジピール、シナモン等のスパイス、砂糖やシロップを加えて作られます。

グリューヴァインはたいていマグカップに入れられて売られています。このマグカップもデポジットなので、カップを返せば返金してもらえるのですが、マグカップは街やクリスマス市ごとに毎年違うデザインのものが用意されていますので、コレクションにしている人も多いようです。

ぜひ、ドイツのクリスマス市に行かれた際には、グリューヴァインで暖まって、マグカップを記念に持ち帰ってきてくださいね。

[ pick up 1 ] ドイツの街歩き

旅の街歩きのイメージとしては、観光地めぐりばかりではなくて、現地の人たちが普通に生活している普通の日常に入り込んでみることをイメージしてみてください。そこで生活する、というには旅では期間が短すぎますので、イメージとしては生活しているように過ごしてみる、というところがポイントです。
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[ pick up 2 ] 旅のドイツ語:まずはご挨拶

Guten Tag! (グーテン・ターク!こんにちは)ここではちょっとでもドイツに興味を持ってくださった方のためにかんたんな旅のドイツ語会話をお教えしちゃいます。カタカナの読みは、どうしても発音記号とは違ってしまうところがでてくるのですが、旅先で外国人である日本人がドイツ語を使ってコミュニケーションをとろうとしている分には多少の発音の問題なんて、向こうの人は気にせずドイツ語で会話をしようとしていることを好意的に受け止めてくれるはずです。
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